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ガエルネ 値上がり

ガエルネのモデルチェンジラッシュが始まり、それを見たお客様からこんな声を聞くことがありました。

ユーロ安なのになんで値上げ?

FASTBACKは据え置きですが、サイファーは確かに値上げしています。
直に出るであろうあのブーツも値上げするそうです。

長年輸入業務を見ていたので特に違和感を感じなかったのですが、確かにこういう見方をするのも致し方が無いと思います。

私は今回のようにユーロが一気に安くなった経験が無いので推測でお話しします。

まず、輸入業者は価格安定を責務としています。為替の変動に合わせて小売価格が上下するのでは販売店は在庫出来ません。どんなに上下しても年に1回の価格改定が限度でしょう。
また半年や1年のスパンで為替がどう変動するかを予測して価格を決定していますので短期的に上下するものには対応しません

それにユーロが高い時もそれを価格に反映させづらいのでその時は利益を削って対応していますから企業の長いスパンで考えると暴利とは言い切れません。ガエルネの場合はユーロがどんどん上がっている時も1回だけ価格改定をしただけなので利益率は随分下がっていたはずです。

また仕入れ価格は年に1回上がります。ヨーロッパの場合はほとんどの物は10%弱位の値上がりがあります。(据え置きもありますが)ユーロが10%下がったとしてもその分は飛んでしまいます。

そんな事から為替の上下に対して物の価格が即応するのは企業としてはあまり正しい形ではありません。

それに今回のサイファーに関してはバックルの変更だけでも随分コストアップしているので妥当な値上げだと思います。日本専用モデルでもありますから致し方ないと考えます。

以上輸入してた側からの意見でした。

売る側からするともっと安いと良いんですが、でもガエルネとかSIDIみたいにしっかり造り込んでいるブーツは現在でも価格不相応に安いと思うんです。

20年くらい前もブーツのトップモデルは5万円超えてました。樹脂を多く使うとその分製作コストも高くなるはずですが、未だにトップモデルは5~6万くらいです。

結局物の値段というものは比較すること自体が無意味な気がします。

値上げとか値下げとかではなく、商品そのものの価格で妥当か不当かを判断してください。
迷われたときはお手伝いさせていただきます。
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