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タイヤレバー

  • Posted by: MC GEAR
  • 2013-04-13 Sat 23:45:22
  • 工具
オンロードバイクでは余り自分でやらない作業のタイヤ交換やチューブタイヤのパンク修理。
オフロードバイクに乗り始めてから通る儀式みたいなもんですが、結構苦労しますよね。今では偉そうにうんちくたれている私も、最初のパンク修理は5時間掛かりました。何度もチューブを噛んで無限地獄を味わったくちです。

また、乗り始めが学生の頃でお金が無かったために、ツーリング用と通学用を毎週履き替えていたお陰で色々と楽な方法を模索するようになりました。その為、タイヤレバーに関してはうるさい方だと自負してます。
今でこそJECライダー達がワークタイムを意識してタイヤ交換の時間を気にしますが、もっと昔に趣味でタイヤ交換の時間を計って友人に呆れられていました。(当時パレ那須のオーナーにはタイヤ屋だと思われていたくらいw)

そんな経験からお薦めしているのがT.S.K.のレバーです。

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一般的な黒くて安いタイヤレバーは上級者でしたら使いこなせるんですが、一般ライダーが旅先のパンク修理や、レースエントラントが頻繁にタイヤ交換するにはちょっと(どころか凄く)使い辛い物です。

タイヤレバーってバイク乗りの中でもオフロードバイクの、それも結構ヘビーユーザーしか頻繁に使用しない工具です。ですから形だけ同じだけど、安く量産するために色々妥協している中で各社のノウハウで良いモノを作ろうとするわけです。特にスプーンタイプのレバーは一般的に薄めで交換が楽なのですが、実は各社でちょっとずつノウハウが蓄積されていて違っています。

ところが、T.S.K.はアプローチがプロユースなので端から安くしようなんて考えてません。
私が四半世紀前に買った時は1本4千円強しました。2本で聖徳太子さん(当時)がダッシュで逃げる価格です。
でも前出のように5時間の無限地獄を味わった私は人伝に聞いたこのレバーにすがるしか無かったんです。

偶然川崎のオートバイ用品店で見掛けたときは思わず叫んでしまったくらいの出会いでした。
なけなしの小遣いで買ったレバーで初めてタイヤ交換をした時の感動はいまだに忘れられません。

今までの苦労って何だったの???

ですから私がこのお店を開いた時に真っ先に探したのがこのレバーのメーカーでした。
UKダンロップのサービスマンが愛用しているタイヤレバーという事と、自分の持っているレバーに刻まれたT.S.K.の文字から探し当てたのはタイヤ交換だけに特化したメーカーでした。四半世紀経ってから色々と納得した次第です。プロのために職人が作ったレバーなんだなと。

最近よく聞かれるのは京都のメーカーさんやうちでも扱っているモーションプロとかと比べて何が良いの?ということです。そんな時はとりあえず価格なりに良いモノですよ~。と答えるんですが、実際はそんなレベルじゃありません。
タイヤ交換が苦にならなくなる魔法のレバーって言ったら言い過ぎですかね?
でもレース会場でブースを張っていると必ず数人はT.S.K.を以前ここで買ったんだけど本当に良かった!って言ってくれるんです。小売店主冥利に尽きる話ですが、それくらい皆さん驚かれるんだと思います。
モーションプロのレバーは形は似てますが鍛造品じゃない分厚くて使い勝手は劣ります。でも棒状のものよりは数倍使い易いと思います。とりあえずこれで感激してからT.S.K.にトライというのも一つの方法です。使用頻度と相談して決めていただくと良いでしょう。

ちなみに京都の工具屋さんはT.S.K.をたたき台にして開発したとプロジェクトの担当者から聞いた事があります。
でも如何せん量産タイプは赤い彗星には敵わないようです。(?)

じゃぁ、何が良いの?と思われるでしょう。

圧倒的な差は冷間鍛造という製法を用いたその薄さでしょう。レバーを入れてクリアランスが無くなっているタイヤとリムの間に刃物のように入っていく様は他のレバーには真似出来ません。また薄い=弱い ではなくしっかりと力を受け止めてくれます。
しかも絶妙のしなりがタイヤ交換に掛かる労力を軽減してくれるのです。

私自身は同じような形状で軽いという触れ込みのチタン製のタイヤレバーも所有していますが、これが堅すぎて力加減が良く分からないんです。また先端がチューブをたくし上げているかといった微妙な感触も伝えづらくてチューブ噛みを久しぶりに再発したりとあまり良い印象がありませんでした。ツーリングには軽くて携行しやすかったんですが。
そんな経験からやはりT.S.K.の絶妙なしなり感は賞賛に値すると認識したわけです。

良いことばかり言って眉唾っぽく感じちゃいますよね。書いている私ですらホントにそう思います。でも四半世紀数え切れないくらいタイヤ交換をして、浮気もしたけど結局戻った古女房のように今も工具箱の特等席にT.S.K.レバーは鎮座してます。これの欠点を強いて挙げるとすれば価格の高さくらいでしょうか。
しかし価格の高さにも理由があります。仕入れるようになって初めて知ったんですが、このレバーは日本国内の町工場で職人さんが一つ一つ手作りしてるそうです。当然コストも時間も掛かりますよね。
それとそういった手作り故に製品のばらつきがあります。具体的には先端の形状が一本一本微妙に異なるんです。でも装飾品じゃ無いので気にしないであげてください。使い勝手に全く持って差はありません。

それどころか、今お手元に届いたT.S.K.レバーは、同じ物は二つと無いスペシャルなアイテムなんですよ。

T.S.K.に興味を持っていただけたらこちらもご覧下さい。>>>>
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