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緑?赤?

先日のパワーエンデューロはホコリが凄く、数時間走行したマシンのエアフィルターは真っ白になって表面に堆積したホコリがひび割れを作るほど厚くなっていました。
当然マシンの調子が悪くなってピットインするのですが、生憎友人のチームはスペアのフィルターを持っていませんでした。
仕方がないのでその場で洗う事になったのですが、グリーン系オイル(ノンアルコールタイプ)では乾くわけも無いので最近復活したアルコール系のレッドを使用してその場を凌ぎました。
本来で有ればスペアを用意するべきところですが、緊急時には乾きの早いレッドの方が使い勝手は良いと思います。

◆ムラは大敵
ただ、乾燥時間が早いと言うことはその分ムラにもなりやすいということです。
ムラになった場合は抵抗の少ない、オイルがあまり塗られていない場所に集中して空気が流れます。
そうなると充分なプロテクション効果を得ることが出来ずエンジンを痛める事にもなります。

IMG_2801[1]◆グリーンは扱いづらい?
ユーザーの反応を見ると、その乾燥時間の長さやアルコール系で無い事によって浸透性が低く感じられるなどから扱いづらい印象のグリーンタイプ(左図)ですが、しっかりと手順を踏んで使えばアルコール系のレッドよりも遙かに無駄なくそしてしっかりとエンジンを守ってくれます。

アルコール系は乾きが早い分手際よく塗らないとムラになりやすいのが欠点です。
しかし粘度が低く浸透性が高いのでビニール袋などに入れて揉んでやればその欠点はある程度克服できます。
その時私などは少し多めに塗りすぎていつもビニールに結構な量が残ってしまうので勿体ない思いをしていました。でも安心のためにはケチケチしないのが一番です。

そういった意味ではノンアルコールのグリーン系もたっぷり塗ってあげないといけないのですが、乾燥時間が一晩くらい掛かるのでゆっくり少しずつ足していっても大丈夫です。何度か揉みながら余分が出てくるまで足していってあげて最後に少し強めに絞って余分なオイルをふき取ってあげれば出来上がりです。

◆ラテックスの手袋が便利です。
その時ビニール袋に入れて揉むのでは充分に入っていってくれません。
指で擦り込むように馴染ませるのが基本なので、ラテックス製の手袋などを使用して擦り込んであげてください。
大抵、このグリーン系が使いづらいと感じる人はこの行程が面倒に思うのでしょうが、アルコール系と違って室内でゆっくり出来るので青空整備のライダーには本当に便利なアイテムだと思います。
かく言う私も夜中にコッソリ洗面所でフィルター掃除とオイル塗布をしています。

また、乾燥時間が長いという事は、余分に塗ってしまったオイルも重力で下に落ちてきますので適正な量がフィルターに残ります。(たいてい余った分はエアフィルターのリム部分に溜まるので吸気に悪影響はありません)

また、アルコール系はその乾きの早さから保管時に劣化する場合もあります。
その点ノンアルコール系は室内に保管しても大丈夫なので劣化の心配が最小限で済みます。

◆価格の差は?
アルコール系の価格が高いのは単にその輸送コストの問題です。
危険物に指定されるために厳重な梱包(聞いたらびっくりするくらい厳重でした)が必要だからだそうです。その分特別なのかというとそういうわけではありません。

イージーさと慣れで選ぶならレッドを、ガレージが無くてフィルター掃除が面倒だと思っている人はグリーンをお奨めします。

ちなみに良く聞かれるのがフィルターとフィルターオイルはメーカーを合わせた方が良いのかという事です。
確かにフィルターにはそのメーカーが特別しつらえたオイルを使う方が安心だと思うのは当然でしょう。
しかしノートイルのフィルターオイルはどんなメーカーのフィルターエレメントにもお奨めできると豪語しているメーカーです。安心して使用してください。
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