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ハンドガード考

エンデューロでハンドガードに求められるのは何でしょうか?

まずハンドガードと言っても大まかにクローズタイプとオープンタイプに分かれます。
クローズはバーエンドまでガードが覆っているタイプで、オープンはフラップのみでバーエンドには接続されていないタイプを指します。
そのクローズタイプにも金属製と樹脂製があってそれぞれ用途に合わせて選ぶ必要があります。
今回はこのクローズタイプのハンドガードについてご説明します。

■金属製
近年関東でも流行ってきているハードエンデューロでは転倒や障害物との接触を考慮して金属製が主流になっています。
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■STEALTH FF ハンドガード

文字通りアルミやジュラルミンなどを用いてハンドル廻りを保護するのがこのタイプです。
メリットは強固なプロテクションでレバーなどを守ってくれます。

デメリットはその重量です。いくら軽量素材を使っていると言ってもハンドルのエンドまで覆うためにハンドリングに与える影響は結構なものです。エンデューロ=金属製ハンドガードというイメージもありますので新車時からこれを装着している人も居るのですが、そんな人が一度ハンドガードを外して乗ってみるとその軽さに驚くというのはよく聞く話です。
またハンドルにしっかり固定しないと意味をなさないために手を巻き込んだまま転倒して怪我を誘発するというのも稀にですがあります。

ただし、マシンが直立状態から転倒するような場合(立ちごけに近いシチュエーションは結構あると思います)ではバーエンド部分に掛かる荷重は想像を絶するものがあって、後述する樹脂製では破損してしまうことが多々あります。もっとも金属製でもその衝撃で曲がってしまうこともあるのですが、余程でなければレバー操作に支障は出ないでしょう。

このようなキャラクターなので転倒しやすい類のレースや何があってもレバーを守ってくれるガードが欲しい場合は金属製がお薦めです。

■樹脂製
金属製の重さを嫌ったり、ウッズなどで立木にハンドルが当たった時の衝撃を逃がしたい場合は樹脂製がお薦めです。 


■ACERBIS TRI FITハンドガード

樹脂製のメリットはまずその軽量さです。また柔軟性をもつことから障害物に接触した際にその衝撃を上手く流してくれてハンドルを撮られづらくする効果もあります。

デメリットは金属製に比べると破損しやすいこと。特に前述の立ちごけに近い角度からの転倒でバーエンド部に衝撃が加わった際に折れやすいというところです。

ただ上に挙げているACERBIS TRI FITハンドガードはステーなども樹脂なので走行時の衝撃は回って逃がす構造になっています。
それは逆にレバーガードとしての役目は期待出来ないことも意味します。なのでこのガードを使う際は曲がっても折れないで有名なARCレバーの併用をお薦めしています。
こんな事から転倒からレバー類を守るよりも走行時に障害物に当った際にそれから手を守るのが」この樹脂タイプの用途になります。
それでは今回触れなかったオープンタイプでもいいのではないかと思われるかも知れません。この樹脂タイプがオープンタイプと違うのはバーエンドまでステーが延びていることです。これによって例えば泥沼や腐葉土で転倒した際にバーエンドが地面に刺さってしまって抜きづらくなるという現象を回避出来ます。またクローズタイプの方がオープンよりもより大きな障害物から手を守ることが出来ます。
このようなことからウッズやふかふかの路面が多いエンデューロではこの樹脂タイプをお薦めしています。

なかなかレースに合わせてガードを替えるという方はいないと思いますが、自分の好きなレースは何回か経験すると方向性が定まってくると思います。その時にハンドガードも見直してみてください。

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