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FASTBACK is BACK

  • Posted by: MC GEAR
  • 2019-02-27 Wed 23:58:36
  • ブーツ
キャプチャ
帰って来たと歓待されているGAERNE FASTBACKですが、初代の登場はもう10年以上前の2007年からになります。
当時はサイファー(中味はSG1)とSG10というブーツがあったのですが、その間を埋めるようなモデルが必要とされていた時期でした。
要するにSG10が重すぎたので軽量なブーツが欲しかったというのが主な理由だったと記憶しています。
SG10のバックボーンフレーム構造が重量増加の主な原因だったのでそれの簡略化をしたアンクルフレームを採用したのがFASTBACKです。

開発サンプルはくるぶしのシャーリングが少なくあまり動きが良くない上に堅い革が屈伸の際に内側に入ってしまうという代物でツーリングに使うにはちょっと難物でありました。実際サンプルを一日中履いていたら内側のくるぶし部分が擦りむけたくらいです。
そこで足首部分のシャーリングを拡大して柔軟性を持たせることで解決したのが初代FASTBACKです。
これも当初モトクロスのサポートライダーからの評判はあまり良くなくて、柔らかすぎて怖いといわれるほどでした。
逆にそれが盛り上がりを見せていたエンデューロライダーに好評だったのはちょっと狙っていなかった部分でもあります。
というのもGAERNEにはED-PROというブーツがあって、エンデューロライダーにはそれが浸透していたためにFASTBACKは中級モトクロスブーツというポジションだったからです。当時サイファーやSG10でエンデューロレースに出る人も多かったので全くの予想外というわけではありませんが、まさか初代が生産終了する際にエンデューロライダー達にあんなに惜しまれるブーツになるとは予想もしていませんでした。(少なくとも私は)
ED-PROの派生モデルCORSAが少し遅れて出てきたんですが、これが真のエンデューロブーツという位置づけでした。実際にはED-PROとSG10のハイブリッドモデルだったので限定モデルとしての販売のみで終ってしまいましたが、FASTBACKはソールこそモトクロスソールだったのにも関わらず履きやすさと動きの良さから多くのエンデューロライダーに愛され続けたわけです。

で、今回復活したFASTBACKはカタログ数値では重量が少し増加しているようです。内装がしっかりしている事と履き口のゲイター部分がその原因かな?履いた感じは少しタイトな気もしますが、最近のGAERNEは内装が厚い分足に馴染むとちょうど良くなるはずです。

2019-02-25 (1)
FASTBACKで肝になるのはこの部分です。
アンクルフレームで隠れている部分はシャーリング状にはなっていませんが、柔らかな素材なので足首の動きを妨げません。

このアンクルフレームのようにピボット機構になっているブーツは屈伸する際に足首を正しく曲げるのを助けるという役目も担っています。屈伸する度につま先が開いたりするとライディングに影響するからです。
そのためアンクルフレームは外側のボルト部分がほんの少しですがフリーになっています。こうしないと複雑な関節である足首の動きに追従できないのです。
柔らかなインナーをアンクルフレームが包み込んで、しかも正しい動きに矯正するのがFASTBACKの肝の部分です。

だからエンデューロライダーに愛されていたのでしょう。

FASTBACKについてはこちらをご覧ください。>>>

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