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工具 Archive

ビードバディーは便利ですよ。

  • Posted by: MC GEAR
  • 2018-06-07 Thu 02:34:34
  • 工具
会場で色々な方とお話をしていると意外な物を知らなかったり誤解していたりというのはよくある話なのですが、オフロードライダー(特にレース参戦をする人)とは切っても切れないタイヤ交換についてはお店側としても情報をもっと発信すべきだと思うことがしばしばです。

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例えばこのビードバディー。
これはタイヤをはめる時にビードが戻ってこないように押さえるアイテムです。
使い方は最後に動画を貼り付けていますのでそちらをご覧いただくとして、これが何故有用なのかということからご説明します。

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タイヤ交換の際にタイヤレバーではめていくと一番最初に入れた部分が戻って(外れて)しまい無限地獄に陥ったことはありませんか?地面で作業する場合は膝などで押さえるのですが、そうすると上手く力が入らなかったりしてつい浮かした膝からビードが戻っていくなんて経験をした方も居るんじゃないでしょうか。そういった時にこれがあると一番力の入るポジションでタイヤレバーを操作出来るので確実ですし、チューブ噛みのリスクも少なくなります。

また作業テーブルの上や腰の高さで作業するタイヤ交換台などの場合は膝を使えないのでこのビードバディーが必須になります。
歳喰うと地面で作業するのって腰にくるんですよね。(汗)

ビードバディー2についてはこちらをご覧ください。>>>>


これはモーションプロのサイトにも掲載されているタイヤ交換の手本動画です。
このような腰の高さの交換台で作業する場合は最早必須アイテムですね。
それにしても簡単にやってるけど、素人がやるとこんな風にはいかないんですよね。(涙)

ところで動画の中で新しいタイヤを組む際にパウダーをタイヤ内に振り掛けていますが、これって結構昔からあるテクニックでチューブの滑りを良くしてタイヤとの摩擦を減らす効果が期待できます。ベビーパウダーやシッカロール(製品名)を使うと良いでしょう。
使用したチューブの表面にゴムのダマが付いている場合はこういった物で摩擦を減らすと無用なチューブトラブルを回避出来る*かも*知れません。

フロントサスのエア抜きに

  • Posted by: MC GEAR
  • 2018-03-08 Thu 23:25:04
  • 工具
多くのフロントサスペンションにはトップキャップにエア抜きのボルトが付いています。
これはサスペンションが屈伸する際に中に引き込んだり、熱を持ったことで膨張してしまった内部のエアを抜くためのものです。
内圧が高まることでサスペンションの作動が阻害されたりするからです。

ここは通常はフィリップス(+)ドライバーで脱着するのですが、走行中の膨張の場合はいちいち工具を持ち出してエア抜きをすることが出来ません。そこでこのブリーダーバルブが登場します。
ワンプッシュでエア抜きが出来ますので慣れれば走行中でも操作可能です。

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各サスペンションに合わせてラインナップされているのでご自分のマシンに合わせて選んでいただければ簡単に装着可能です。

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以前のタイプは高さがあって破損や誤作動の心配がありましたが現在のマイクロブリーダーは高さも抑えられているのでそんな心配もありません。またハンドルとの間隔が狭いマシンでも取り付けに苦労する事がありません。

エアブリーダーバルブは走行中に加圧されてしまったサスペンションのエア抜きに最適ですが、例えばトランスポーターに積載する際にサスペンションを縮める必要がある場合に長い間高圧にさらされてフォークのシールが負けてしまうのを防ぐことにもなります。

詳しくはこちらをご覧ください。>>>

ライトリムロックについて

  • Posted by: MC GEAR
  • 2018-02-05 Mon 23:54:47
  • 工具
モーションプロは二輪専門の工具メーカーですが、工具だけではなくて二輪にまつわる物を多く取り揃えています。
未掲載ですがワイヤー関係(クラッチワイヤーやアクセルワイヤーなど)も扱っていますし、今回御紹介するリムロックもあります。
日本ではビードストッパーという名称でお馴染みのパーツです。用途はタイヤがリムの上で滑べらないようリムに固定(ロック)するために取り付けます。

納車時に取り付けられているバイクもありますが、そのほとんどはアルミなどの金属にゴムコートした物のはずです。
これの取り付け位置は一番遠心力が掛かる場所なのであまり重い物を取り付けると操縦安定性に関わるパーツでもあります。
そこでモーションプロが提案したのがナイロン製のリムロックです。(下の画像がそれ)

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正式名称は「モーションプロ ライトロック リムロック」といいます。
ナイロン製って聞くと金属に比べて滑ってしまうのでは無いかと思われることもあるようですが、形状の良さもあって金属製よりむしろ良いのでは無いかと思います。(私の経験上ですが)
これの良さである軽量さはチューブ保護の為に重いゴムコーティングが必要な金属製に比べてそれが必要ないことも要因になっています。2.15リム用で72gと同社の金属製に比べて50gほど軽量になっています。

■ライトロック リムロックの種類
 リムにタイヤを押し付けるための物なのでリム幅に合った物を装着しなければ意味がありません。
 フルサイズのオフロードマシンに採用されているリム幅は主に1.60、1.85、2.15(インチ)の3種類です。
 フロントはほぼ1.60で大丈夫ですが、リアは1.85と2.15がありますのでご自分のマシンのリムに刻印されているリム幅を確認してください。2.15×18のように表記されています。

■リムロックの締め付けトルク
 結構話題になるのがこの締め付けトルクです。
 滑らないように渾身の力を込めて締めている人を見かけますが、実は意外に低いトルクが推奨されています。
 ライトロックの場合は13.5Nm(約1.3 kgf )になっています。これはKTMのマシンですとトリプルクランプのアッパークランプを締め付けるトルクよりも低くなっています。むしろサスの作動に大きく影響を与えるので高トルクでは締めないロアクランプに近いです。(アッパーが17Nm、ロアが12Nm)私もこれに近い力で締めていますが、リムスリップでチューブの口金がもげた事は一回もありません。
 KTMの場合は12Nmがリムロックの指定トルクになっていますが、車両に標準装備のリムロックは各々メーカー指定のトルクで管理してください。形状や素材によって異なる場合があります。

ライトロック リムロックについてはこちらをご覧ください。>>>

TSKタイヤレバーの話

  • Posted by: MC GEAR
  • 2018-01-26 Fri 19:58:15
  • 工具
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お陰さまで開店以来大人気のT.S.K.タイヤレバー
取り扱いを始めた切っ掛けは自分で使っているこのタイヤレバーがとても使いやすいからでした。
初回のパンク修理に5時間掛けた学生時代の私が清水の舞台から飛び降りるつもりで買ったのがこれで、以来このレバーじゃ無いとタイヤに触るのもいやというほど信頼しています。当時はもっと高かった覚えがあります。1本4千円くらいだったかな。

スプーンタイプのタイヤレバーの良さはリムに接する面積が広いためにリムに負荷を与えづらいことと、荷重が広範囲に掛かるので滑りが良いことです。

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中でもTSKは冷間鍛造という製造方法で薄く作っていますからタイヤとリムの間にレバーを入れる際もスムーズです。
とは言ってもタイヤの種類によってはもっと滑った方が良いといわれることもあります。
事実四半世紀前に買った私のレバーは使い込んでいるので新品に比べると滑りがよくなっていました。もし滑りが悪くて違和感があるという方がいらっしゃれば耐水ペーパーなどで少し磨いてあげると良いでしょう。


工具を加工するのはちょっとな~という方にはやはりタイヤワックスを併用するのがお勧めです。
一般的なものから1.7のようにスプレーするものまで色々ありますので自分にあったものを選んでください。

でもタイヤワックスなどを使うと滑りすぎて装着の際に無限ループになっちゃう!って人はビードバディーがお勧めです。
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ビードを落とした状態に保持してくれるし元に戻らないように押さえてもくれるので、膝で戻らないように押さえながらレバーを使うのが厳しい腰痛もちの皆様にお勧めです。私はこれが無いと交換出来ません。(汗)

このように色々な工夫でタイヤ交換を楽しんでくださいませ。


T.S.K.タイヤレバーについてはこちらをご覧ください。>>>

1.7タイヤマウンティングルブについてはこちらをご覧ください。>>>

オフロードビードバディーについてはこちらをご覧ください。>>>

マシンのサグ出しとフォークの平行について

  • Posted by: MC GEAR
  • 2017-09-06 Wed 17:03:22
  • 工具
オートバイの全ては車体の姿勢で操縦性が変わります。
それはキャスター角やサスペンションの作動範囲など様々な要因が関わるのでこの姿勢を決める事がマシンセッティングの基本になります。

その姿勢はサスペンションのサグで合わせます。
乗る人の体重などに合わせてサスペンションの長さを調整するわけです。
長さと言ってもスプリングを締めこんで沈み込みを加減するだけで、サスペンション全体の長さを変えるわけではありません。
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このようなスケールでサスペンションの沈み込みを測って適切な値に納めます。

そこでこのサグ出しについてですが、これはマシンに最初からついているスプリングがその人の体重に合っているかという事をまずチェックすることから始まります。
詳しくはこちらのページで御紹介しています。>>>

ここで言う静的サグ(スタティックサグ)とライディングサグが合っていなければスプリング交換が必要になります。
その上でライディングサグをライダーの体重に合わせて設定することで、キャスター角などが設計通りの値になるわけです。

それを基準にして個人の好みに調整したりするのでこのサグ出しは基準を作るという意味で非常に重要な作業になります。

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このようにセッティングをしてもフロントフォークの平行が出ていなければ台無しです。
タイヤ交換などアクスルシャフトを脱着した時はもちろん、トランスポーターに積んだりした後はフォークの平行が崩れている場合があります。
アクスルシャフトのクランプを緩めてストロークさせることで有る程度平行が出ますが、そもそもそのクランプがスムーズに作動しない場合はそれも正確にはなりません。

そこでチェックするのがこのForkTRUです。>>>

私もたまにチェックするんですが、意外なほどにずれている場合があります。
ハンドルを切った状態でトランスポーターに積む人は下ろした後に必ずチェックすることをお勧めします。

モーションプロ製品についてはこちらをご覧ください。>>>

リムロックの話

  • Posted by: MC GEAR
  • 2017-08-31 Thu 23:13:40
  • 工具
オフロードバイク、特に競技用マシンには必須と言っても過言ではないリムロック(ビードストッパー)ですが、意外に装着に無頓着な場合があるようです。

中古で買ったマシンのタイヤを替えようと思って外したらサイズが合っていないリムロックが入っていたとか、締めこんでいたらネジをなめたり中にはリムロック本体が割れた(しかも金属製)などなど色々なトラブルを耳にします。

リムロックの対応に書いてある数字はリム幅を示しています。
通常リムにサイズが記載されています。21インチのフロント用は1.60リムが、18インチのリア用は主に2.15リムが使われています。この数字はインチです。(マシンによって異なる場合があるので購入前に必ずリムを見て確認してください)

昔よく聞いたのがモトクロッサーの19インチをエンデューロ用に18インチに組み替えた際に19インチで使っていた1.85幅用のリムロックをそのまま2.15幅の18インチリムに使用してしまうというものでした。
当然幅が狭くてタイヤを押さえる事が出来ないのでリムロックとしての役目を果たしません。

それとこのリムロックを強引に締めこんでいるのをたまに見ますが、実はサービスマニュアルに書いてあるここのトルクを見ると意外に低いことに驚くと思います。

キャプチャ
ちなみにKTMのリムロックナットの指定トルクは12Nmとロアクランプの締め付けと同じか少ないくらいです。
個人的にはこれは少なすぎると思いますが、それでもアクスルナットを締めるくらいの力を掛けるのは明らかなオーバートルクです。

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滑り(リムスリップ)が気になる方にお勧めなのがモーションプロのライトロックです。
ナイロン製なのでタイヤ内面に食い込んでゴムカバーがしてあるリムロックに比べて滑りにくいのが特徴です。
しかも軽い。

実はモーションプロ製品の中でも断トツの人気を誇っているアイテムです。

詳しくはこちらをご覧ください。>>>

そろそろ必要になる時期が…。

  • Posted by: MC GEAR
  • 2017-04-21 Fri 16:11:27
  • 工具
先週山梨県のクロスパーク勝沼に行って来たのですが、昼間は汗ばむほどの陽気でそろそろ扇風機が必要なのかなと思うほどでした。(私は夏生まれなのに暑がりで汗っかき)

人間もオーバーヒートするくらいですからマシンもそろそろ苦しい時期になってきていると思います。
特に最近巷を賑わせているハードエンデューロでは冷却水の管理が肝になったりします。
そこでお勧めなのがラジエーターのリザーバータンクです。

エンデューロレーサーの中にも元々装備されているものはありますが、KTMなどにはありません。
元々125cc系やファンが付いているマシンはオーバーヒートしづらい傾向にあるんですが、それでもエンデューロの場合は追いつかずに噴いてしまうこともあります。

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モーションプロのリザーバータンクでしたら必要な物は全部揃っていますのであとは取り付け位置を考えるだけです。
ホースの取り回しを2種類から選べるので取り付け位置の自由度が高いのも特徴です。

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このように上から入れて上から抜く事も、下から入れて上から抜くことも出来ます。

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リザーバータンクは噴き出た水を補充する他に噴き出た水蒸気を水に戻すという効果も課されています。
実際使用すると中を通る水蒸気でタンク全体が結構な温度になっていたりします。
自作で作られている方はそんな温度も考慮に入れないと痛い目にあいます。

モーションプロ クーラントリカバリーシステムについてはこちらをご覧ください。>>>

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