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ゴーグル Archive

ロールオフゴーグルの種類

ここのところコースコンディションがマッドな場合が多かったためにロールオフゴーグルの種類についての問い合わせが多く寄せられています。

まずロールオフゴーグルというのは細長いフィルムをロール状にしてゴーグルレンズの右側に納めて泥が付いて視界が妨げられたら左側にどんどん巻き取ることで視界を確保するシステムです。
環境保護の観点や常設以外のコースを使用するためにゴミを出さないなどの理由からエンデューロでは捨てレンズ(ティアオフ)が禁止されているのでこのロールオフが必須アイテムになります。

以前はスミスオプティクスの特許製品だったはずですが、パテントが切れてから様々なメーカーからリリースされるようになりました。
現在は主にその幅広さ(視界の広さ)で特徴を出すように各社切磋琢磨しています。
まずはフィルムの幅の順に御紹介いたします。(当店扱いブランドにて)

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■PG3318 VISTA LINE ロールオフゴーグル
プログリップの最新ロールオフゴーグルは50mm幅のフィルムで圧倒的な視界の広さを誇ります。
同社のゴーグルはフレームの形状も良く元々視界が広いために自然な装着感が得られます。

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■ACCURI FORECAST
45mm幅のフィルムを採用しています。
今年モデルチェンジして専用フレームを介するタイプからレンズ直付けに変更されました。
そのため軽量化が図られ視界も広くなりました。セット品は価格も押さえられていてコストパフォーマンスが高くなっています。

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■STRATA FORECAST
こちらも45mm幅のフィルムを使用します。
上記のACCURI FORECASTと同じロールオフユニットをSTRATAゴーグルに装着することでコストを抑えたモデルです。
ACCURIとSTRATAの違いはスポンジの質と厚さ、それにフレームのデザインがSTRATAの方がシンプルになっています。
レンズはACCURIもSTRATAもダブルレンズが別売で用意されるようになりましたのでハードなシチュエーションにも対応します。

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■PG3308 WIDEロールオフ ゴーグル
39mm幅のフィルムを使っています。
プログリップはレンズのラインナップも豊富でダブルレンズも選べるためにハードなシチュエーションでの使用に最適です。
元々レンズも曇りづらいのが定評です。

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■ライディング クロウズ ロールオフビッグ
35mm幅のフィルムを装備しています。
arieteはレンズが曇らないことでシェアを伸ばしているメーカーです。
元々ミリタリーゴーグルを生産していた関係でその曇り止めはまさにミリスペです。

18fastro[1]
■STRATA ロールオフ付き 
30mmのフィルム幅
いわゆるスタンダード幅と呼ばれているサイズで、スミスオプティクスが最初にリリースしたのがこれになります。
幅の広いフィルムはノーズ部分のフレームと干渉する場合が多いのでスムーズな操作とコストパフォーマンスを求めるとこのタイプも選択肢に入れて欲しいアイテムです。

>>> レンズの曇りづらさ <<<<

ロールオフゴーグルはマッドコンディションでの使用が前提なのでレンズの曇りづらさも選択のポイントになります。
各アイテムの紹介でも少し触れていますが、私見を交えて曇りづらさのランキングをしてみます。

1.ariete ライディング クロウズ ロールオフビッグ
2.プログリップ PG3308 WIDEロールオフ ゴーグル
2.プログリップ PG3318 VISTA LINE ロールオフゴーグル
4.100% ACCURI FORECAST
4.100% STRATA FORECAST
6.100% STRATA ロールオフ付き 

1位は御紹介文でも触れているようにミリスペ(ミリタリースペック)のarieteが一歩抜きん出ています。汗かきの私も曇らせるのが大変なくらいです。その分少々レンズの価格が張るので大事にメンテしてください。
2位は同率でプログリップの2機種。これは同一スペックのレンズを使うので当たり前ですが、PG3308に設定されているダブルレンズがPG3318にはまだ無いのでハードなシチュエーションではPG3308の方がお勧めです。ただしレンズにこだわるプログリップのことですから近い将来リリースされることでしょう。
4位はFORECAST付きの100%ゴーグルです。これは全く同条件なのでコストとデザイン(主にストラップ)で選んでください。
6位はいわゆるスタンダードタイプのロールオフを装備した100%ゴーグルです。コストパフォーマンスの高さが売りになります。このタイプは他社でもラインナップしているのでいざとなったら他社のフィルムが流用出来るのも利点の一つです。(ただしスタンダードタイプでもフィルムの種類が2通りあります)

このようなことを総合してあとは予算に応じてお選びください。

■各モデルへのリンクはこちらです

ariete ライディング クロウズ ロールオフビッグ>>>
プログリップ PG3318 VISTA LINE ロールオフゴーグル>>>
プログリップ PG3308 WIDEロールオフ ゴーグル >>>
100% ACCURI FORECAST >>>
100% STRATA FORECAST>>>
100% STRATA ロールオフ付き >>>

ゴーグルレンズの色

ゴーグルのレンズはミラーレンズが標準装着されているモデル以外は通常クリアレンズが付いています。
ほとんどのシチュエーションで良好な視界を提供してくれるクリアレンズですが、じゃあカラーレンズってどういう時に使うの?って思いますよね。
一般的にスモーク系は眩しい時に光を和らげる効果が、イエローは光を増幅して薄暗い時にコントラストがはっきりする、ブルーは路面の凹凸が分かり易くなる、オレンジ系は物がはっきり見えてしかも眩しさも抑えると言われています。
でもそれって何かピンときませんよね。

100%ゴーグルのサイトに各レンズの見え方を再現したページがあります。


クリアだとこのように見えます。


それがイエローだとこのように見えます。
コントラストがはっきりして路面の轍が分かり易くなっているように見えます。

シチュエーションとレンズの色を選んで試せるので是非一度ご覧ください。>>>>

<おまけのお話>
100%に限らずスペアレンズには保護フィルムが貼ってあるのでそれを剥がしてから使用してください。
中には裏表のどちらにも貼ってある物がありますし、また透明フィルムのために貼ってあるのが分かりづらいものもあります。
微妙にしわが入っていてレンズに傷が入っていると勘違いするような保護フィルムもあります。

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この画像はブルーレンズとクリアレンズです。クリアの保護フィルムが青いので見分けが付きません。
お陰で出荷時には結構気を使います。(余計な手間を…)

ゴーグルのレンズ交換

目を守る重要なアイテム「ゴーグル」
視界の確保と目の保護を主目的としするこのアイテムは重要でありながら疎かにされがちでもあります。

まずコンディションが悪くなって曇ってしまうと外したくなります。視界を確保出来ないのですから仕方が有りません。
しかしそれは本当に仕方が無いのでしょうか?
汚れたままのゴーグルを使い続けて曇りやすくなっていませんか?
傷だらけだったり曇り止めの薬剤が劣化して作用しなくなっていませんか?

レンズは走行毎に水洗いして曇り止めの効果が切れていないかを確認しましょう。
そして汚れていたり傷付いていたり曇り止めの効果が切れていたりしたら曇り止めの塗布やレンズの交換をするべきです。

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レンズはこのようにゴーグルのフレームと分離できます。
フレームの溝にレンズがはまっていて、外れづらいように数箇所のポッチで位置決めされています。

レンズの掃除が終ったり交換する場合は取り付けをするわけですが、ここからは人それぞれのやり方があると思います。
参考までに私(店長)のやり方を御紹介します。
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まずレンズの片側の端にレンズを差し込みます。
出来ればあまりレンズにべたべた触らない方が良いのですが、表面は後で掃除しやすいので触ってしまっても気にしないでください。
裏側は曇り止めもあるので出来る限り触らないようにしましょう。

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次に下の部分をノーズまで入れます。
この段階ではポッチのある溝の奥まで入れる必要はありません。
一箇所だけ入れるとその他の部分が入れづらくなる場合があるからです。

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次に反対の端を溝に入れます。
ここはしっかりと奥まで入れてください。
通常どのメーカーも端にはポッチが無いので差し込むだけで奥まで入ります。

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この段階でノーズ部分を左右とも奥まで入れます。
レンズが正しい位置にあればあまり抵抗無く入ってくれるはずです。
この段階ではまだ上の部分は入れていません。なぜならフレームを開いて上を入れる際に下まで外れてしまう場合があるからです。

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最後にレンズ上部をフレームに差し込んでフレームを上下からしっかりと押さえつけてレンズがはまったことを確認して完成です。
装着時についた指紋や汚れをマイクロファイバーなどのレンズ掃除用の布でふき取って次の使用に備えます。

フレームの柔らかさやレンズの形状などでやりやすさは異なりますが、重要な作業なので慣れておきましょう。
またこの作業はレースの前日以前にゆっくり行うのが基本です。
長時間使用したレンズは劣化で割れてしまう場合がありますので、万一の場合にはスペアを購入する日数を考慮しておくと良いでしょう。もちろん普段からスペアレンズを用意しておくのが一番なのは言うまでもありません。

■ミラーレンズ
 通常のレンズにミラーコーティングしているミラーレンズは装着時に気をつけないと傷が入ってしまいます。
 今までレンズ交換をしたことが無い人は通常のレンズで少し交換の練習をしてからの方が良いでしょう。

雨の日のゴーグルは

このゴールデンウィークもWEX GAIAで雨に祟られましたが、これからの季節は雨を考慮した装備を考えなければいけません。
ゴーグルに関しては最近のエンデューロは捨てレンズ(ティアオフ)が禁止されているのがほとんどなので雨対策はロールオフが主流になります。

登場から絶大な人気を誇る100%ゴーグルには通常幅とワイドタイプの2種類があります。
特に後発のワイドタイプ(FORECASTロールオフ)は今までに無いシステムで抜群の視界を確保しています。
このワイドタイプはユニット全てを専用フレームに配していて、それをゴーグルのレンズを装着する溝にはめこむことで幅の広いフィルムを無理なく納め、そして上級モデルのRACECRAFTに採用されているアウトリガーとの干渉も避けています。

ところが軽量なACCURIやSTRATAモデルにはこのロールオフユニットの重さが気になってしまう方もいらっしゃいました。
そこで新たに加わったのがACCURI FORECASTです。
これは専用フレームを介してゴーグルに装着していたロールオフユニットをレンズに直接つけることで重量の軽減を計ったものです。
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左がFORECASTロールオフユニットを装着したACCURIで、右がACCURI FORECASTです。

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どちらもロールオフのキャニスター部分(フィルムを納める部分)は同一ですが、レンズに取り付ける部分が異なっています。
ACCURI FORECASTの方が専用フレームが無い分軽く仕上がっていますが、別売ユニットが無いので現在はACCURIとセットになったもののみになっています。逆にFORECASTロールオフユニットはセット販売がありません。

※現在FORECASTロールオフユニットは欠品中で入荷未定になっております。
 そのため梅雨シーズンはACCURI FORECAST(セット品)がお勧めのロールオフになっています。

またACCURI FORECASTは待望のロールオフ用ダブルレンズもラインナップされておりハードなシチュエーションにも対応しやすくなっています。

詳しくはこちらをご覧ください。>>>

ゴーグルのお手入れについて

昔話になりますが、20世紀のゴーグルはスポンジが弱くて洗うのにも苦労しましたし、グラフィックを施されたフレームもペイントが剥がれやすくて扱いが面倒でした。ボロボロになったスポンジを張り替えるキットがサードパーティーのメーカーから市販されていたほどです。
それに比べると現代のゴーグルはスポンジもグラフィックの耐久性も高くて扱いが楽になっています。
洗濯機での清掃も出来るほどです。洗濯ネットを使ってソフト水流が基本ですが。

とは言ってもやはり有る程度気をつけて扱わなければならない部分もあります。
特にレンズの扱いは以前ほどでは無いにしても慎重を期さないと駄目にしてしまう場合もあります。

レキサン(Lexan)樹脂のレンズは擦り傷などにも強いのですが、各メーカーによって曇り止めのコーティングなどが施されているので基本的には専用のクリーナーか水で洗うのが基本です。クリーナーも内側の曇り止め部分には使わない方が無難でしょう。
また洗った後の保管方法にも気をつけなければなりません。
曇り止め加工は水分が飽和すると歪んで見えたり透過率が下がるものもあります。
出来る限りきっちりと乾かしてから風通しの良い場所にしまうようにしましょう。

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ミラーレンズについて
ミラーレンズは傷がつきやすいために擦れないようにするのが基本です。
埃の多い日などは表面に細かな砂がついているので擦ったりするのは厳禁です。必ず水などで汚れを落としてください。
練習などの場合は1枚ティアオフレンズを貼っておくのも良いでしょう。

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こういったカラフルなフレームも最近の特徴です。
しかし転写の技術も高くなってちょっとやそっとでは剥がれなくなりました。
前出のように洗濯ネットに入れて洗濯機で洗うことも可能です。その際は弱水流で洗う方が無難です。
グラフィックも綺麗なストラップ部分は洗濯石鹸などで擦り洗いすると良いでしょう。昔はこのストラップが伸びてワカメのようになったものですが、最近は何度洗ってもしゃきっとしているのには驚かされます。

折角の格好良いゴーグルですから長い間綺麗に保ちたいものですね。

メガネユーザーへのお勧めゴーグル

会場などでもメガネユーザーの方の相談を受ける場合が結構あります。
当店では人気の100%ゴーグルにメガネ用のOTGモデルがラインナップされています。


右がOTGモデル すなわち眼鏡ユーザー用のモデルです。
他メーカーと同じくフレームの厚みを増した事と眼鏡のつるを避ける切り欠きが装備されたのが主な相違点です。
その他は左にあるスタンダードタイプと変わりません。レンズも共通です。

  
左画像のスタンダードACCURIは40mm程です。

右画像はOTGモデル 厚みは48mm程ですので8mmほどフレームが厚くなっています。
これで眼鏡を収めやすくするのと、内包する空気量を増やして眼鏡を曇りづらくします。

 
幅はほとんど変りません。フレームの厚みが増えた分だけちょっと大きくなった程度です。


眼鏡のつるを避ける切り欠きは結構広めに設定されているので様々な眼鏡に対応出来そうです。

■ロールオフの装着について
ロールオフが標準装備されているモデルはOTGには無いので別に用意する必要があります。
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現在100%ゴーグルで後付用のロールオフユニットは二つあります。
一つはワイドタイプのFORECASTです。これはレンズとロールオフユニットが装着されたフレームをゴーグル本体に付加するものですからACCURI OTGにも装着可能です。
広い視界を確保できますが、機構上若干の重量があります。

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もう一つは標準幅のロールオフキットです。
こちらはレンズに直接ロールオフユニットが付いていますので軽量です。

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レンズに直接幅広のFORECASTを装着したモデルも出ましたが、このユニットだけのキットはまだリリースされていません。
現在ACCURIのスタンダードタイプに装着されたセットのみです。
こちらのキット販売は今後行われると思います。乞うご期待です。

JNCCではゴーグル装着の義務化も行い始めましたのでご自分に合うゴーグルを探して出来るだけレース中に外さないで済むようにしてください。

100%メガネ用ゴーグルについてはこちらをご覧ください。>>>

PG3400M 使用レポート

使用しているゴーグルの数が増えると共に自分の使い方にフィットする物をヘビーローテーションするようになってしまい新しいゴーグルのチェックが疎かになってしまいました。
この秋にあまり使わなくなったゴーグルを処分して新たにプログリップのPG3400Mを導入しました。


特徴的なのはアウトリガーを備えたことですが、これはバンドを引く支点を中央寄りにすることで顔に押し付ける圧力を均等にする効果があります。それだけなら他のメーカーにもあるのですが、このアウトリガーを極力コンパクトにすることでフレームの大きさを制限していません。中にはアウトリガー部分の張り出しのためにフレームが小さくなってしまう場合もありますがPG3400Mはそんなことがありません。


それどころかフレームにバンドが直付けのタイプよりも視界を広くする工夫がなされています。
レンズは共通なのですが、フレームを薄型にしたりレンズをはめる溝を浅くしたりすることでレンズの露出面積を広くしています。
上がPG3301 下がPG3400Mです。


顔の当る部分からレンズまでの厚みが違うのがお分かりいただけますでしょうか。
しかもアウトリガーが不必要にフレームから離れていないので視界に写りこみません。


レンズの有効面積が広くなったのが分かりやすいのがこの部分です。
レンズに印字されている部分でお分かりいただけるようにPG3400Mの方がフレームに覆われている部分が少なくなっています。
アウトリガーの基部がレンズをしっかり押さえているので不安定なことは一切ありません。そのアウトリガーの基部が視界に入ってきますが、気になるレベルではありませんでした。

ただ上の画像でもお分かりいただけるように若干レンズの左右はフレームに吞み込まれる量が多いのでダブルレンズの装着には向きません。この部分でレンズが外れづらくしているのかも知れません。
ロールオフユニットには干渉しないので利用可能です。

詳しくはこちらをご覧ください。>>>

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