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外装パーツ Archive
ライディングの安定のために
- 2016-01-14 Thu 23:26:08
- 外装パーツ
オフロードライディングの基本はスタンディングだと言われますが、そうは言ってもレース中ずっとスタンディング出来るのは相当な上級者に限られてしまうでしょう。
大抵の人はハンドルとステップ、それにシートの3点でマシンと接するわけです。
そんなマシンとの重要な接点であるシートは意外にないがしろにされていたりします。シートに穴が開くまでカバーを変えないために表皮がツルツルでシッティングで加速するとズルズル滑ったり、ヒルクライムで身体が遅れてしまったりと良いことは一つもありません。
当店でお勧めしているのはプログリップのユニバーサルシートカバーです。
これは汎用品ですが柔らかく伸びるのでとても張りやすく強烈なグリップでライディングをサポートしてくれます。

■プログリップ シートカバー ユニバーサル <詳しくは上の画像をクリック>
MCGEAR 価格 6,172円(税込)
私は結構べったり座って乗るタイプなのでシート表皮には敏感で、上記のユニバーサルシートカバーの次に座る部分にリブがあるタイプを1年近く使っていました。これも強烈なグリップですが左右へ動きやすいのでコーナリング時のポジションチェンジが楽でした。何より足を着く際に腰がずらしやすいのがとてもありがたかったです。

昨年夏頃からそのリブ付きと併用しているのがこのZAPのファクトリーシートカバーです。
リブ付きを一歩進めて、後にずれるのだけを抑えて、前と左右に動きやすくしたタイプです。
俗にプリーツタイプと言われていて、前方向が段差になっていて後がスムーズになっているリブ状の突起があります。

拡大するとこんな感じです。
リブタイプでもお尻が痛くなるほどの突起ではないんですが、このプリーツタイプだとより違和感のない座り心地になります。
■ZAP TECHNIX ファクトリーグリップシートカバー
MC GEAR価格 11,880円(税込)
ZAPシートカバーについて詳しくはこちらをご覧ください。>>>
ところでシート表皮の交換は特殊な工具が必要で面倒だと思っていませんか?
実はちょっと労力は要るようになりますが、文房具店で売っているような安価なタッカー(壁にポスターなどを貼り付けるホチキスのようなもの)でも装着可能です。私は500円で買ったタッカーでもう何台も交換しています。タッカーは安くても良いんですが、打ち込む針はホームセンターなどで売っている少し高めの物にすれば1年や2年使ったくらいでは外れません。
装着している様子を日誌に上げてますのでご覧ください。>>>
新しいシートで楽しく走りましょう!!
大抵の人はハンドルとステップ、それにシートの3点でマシンと接するわけです。
そんなマシンとの重要な接点であるシートは意外にないがしろにされていたりします。シートに穴が開くまでカバーを変えないために表皮がツルツルでシッティングで加速するとズルズル滑ったり、ヒルクライムで身体が遅れてしまったりと良いことは一つもありません。
当店でお勧めしているのはプログリップのユニバーサルシートカバーです。
これは汎用品ですが柔らかく伸びるのでとても張りやすく強烈なグリップでライディングをサポートしてくれます。

■プログリップ シートカバー ユニバーサル <詳しくは上の画像をクリック>
MCGEAR 価格 6,172円(税込)
私は結構べったり座って乗るタイプなのでシート表皮には敏感で、上記のユニバーサルシートカバーの次に座る部分にリブがあるタイプを1年近く使っていました。これも強烈なグリップですが左右へ動きやすいのでコーナリング時のポジションチェンジが楽でした。何より足を着く際に腰がずらしやすいのがとてもありがたかったです。

昨年夏頃からそのリブ付きと併用しているのがこのZAPのファクトリーシートカバーです。
リブ付きを一歩進めて、後にずれるのだけを抑えて、前と左右に動きやすくしたタイプです。
俗にプリーツタイプと言われていて、前方向が段差になっていて後がスムーズになっているリブ状の突起があります。

拡大するとこんな感じです。
リブタイプでもお尻が痛くなるほどの突起ではないんですが、このプリーツタイプだとより違和感のない座り心地になります。
■ZAP TECHNIX ファクトリーグリップシートカバー
MC GEAR価格 11,880円(税込)
ZAPシートカバーについて詳しくはこちらをご覧ください。>>>
ところでシート表皮の交換は特殊な工具が必要で面倒だと思っていませんか?
実はちょっと労力は要るようになりますが、文房具店で売っているような安価なタッカー(壁にポスターなどを貼り付けるホチキスのようなもの)でも装着可能です。私は500円で買ったタッカーでもう何台も交換しています。タッカーは安くても良いんですが、打ち込む針はホームセンターなどで売っている少し高めの物にすれば1年や2年使ったくらいでは外れません。
装着している様子を日誌に上げてますのでご覧ください。>>>
新しいシートで楽しく走りましょう!!
プリーツって何だ?
- 2014-12-08 Mon 10:07:21
- 外装パーツ
先日ご案内したシートカバーの中でプリーツタイプのZAP TECHNIX ファクトリーグリップシートカバーについて少し補足です。
ZAP TECHNIX ファクトリーグリップシートカバーについてはこちらをご覧ください。>>>
プリーツタイプはリブタイプと違って前方向には動きやすく出来ています。
ブレーキング時にしっかり前荷重して、加速時には身体が遅れない、左右には動き易いという理想的なシートです。

前方向から見るとこんな風に段差があります。これで加速時に身体を保持してくれるのです。
開いてはいないので泥などが入り込むことはありません。

後ろから見るとなだらかになっています。スムーズなポジション移動が出来ます。

横から見るとこうなります。右が前方です。
ドイツ製らしく作りもしっかりしているので長く使えそうです。
プログリップのシートカバーのようによく伸びるタイプではありませんが、それほど張り辛くもありませんでした。
ZAP TECHNIX ファクトリーグリップシートカバーについてはこちらをご覧ください。>>>
プリーツタイプはリブタイプと違って前方向には動きやすく出来ています。
ブレーキング時にしっかり前荷重して、加速時には身体が遅れない、左右には動き易いという理想的なシートです。

前方向から見るとこんな風に段差があります。これで加速時に身体を保持してくれるのです。
開いてはいないので泥などが入り込むことはありません。

後ろから見るとなだらかになっています。スムーズなポジション移動が出来ます。

横から見るとこうなります。右が前方です。
ドイツ製らしく作りもしっかりしているので長く使えそうです。
プログリップのシートカバーのようによく伸びるタイプではありませんが、それほど張り辛くもありませんでした。
打ち上げ防止に。
- 2014-12-05 Fri 23:39:10
- 外装パーツ
投稿 by JAXA(宇宙航空研究開発機構).
最近はやぶさ2やNASAの実験宇宙船オリオンの試験飛行など、にわかに打ち上げの話題がニュースを賑わせていますが、バイクで打ち上げって言えば何を指すかはお分かりですよね。
ヒルクライムなどで身体が遅れることでフロントが高々と上がり、後輪のグリップが増した挙句に垂直にバイクが飛んでいく様を古来から打ち上げと申します。
原因は斜度や段差の大きさに心が負けて身体が後ろに置いていかれてしまうのがほとんどですが、シッティングでヒルクライムしている最中にシートが滑って身体が徐々に後ろに持っていかれるというのもあります。そんな経験したことありませんか?
特に足をバタバタと着いている時にそうなりやすいんですが、そんな場合はシート表皮をノンスリップにすることであっさり防止出来るのがほとんどです。
当店ではプログリップのスーパーグリップとD'CORのリブシートカバー、それにZAP TECHNIXのファクトリーグリップシートカバーやRIBグリップシートカバーを取り扱っています。
■プログリップ >>>
ラバーの材質と独自のパターンで強烈にグリップさせます。
特にスーパーグリップはモトパンが脱げるほどのグリップでライディングをサポートしてくれます。
ただしシートの上で身体をずらすことが難しくなるので慣れないと立ちごけする場合があります。それほど凄いです。
シート地が柔らかいので足つきはよくなるんですが。
■D'COR >>>
最近流行のリブタイプのシートカバーです。
前後方向への移動をしっかり防止しますが、左右への体重移動が楽なのが特徴です。
■ZAP TECHNIX >>>
RIBグリップはD'CORと同じなのですが、ファクトリーグリップはプリーツタイプと呼ばれるヒダタイプなので前方向には動きやすくて後ろには行かないという理想的なシートになっています。
ところでこういったシートカバーは交換が面倒だとかタッカーと呼ばれるホチキスみたいなのが高いと敬遠されますが、私が使っているのは文房具屋で買った300円のものです。針はMAXという業務用も扱っているメーカーのものですが、本体は部屋のポスター貼りなどに使う安い弱いタイプです。
流石に刺さりきらない場合がほとんどなのでマイナスドライバーなどで押し込んであげる手間が掛かりますが今までそれで外れてしまったなどのトラブルはありません。
力の弱い女性には少々厳しいかも知れませんが男性なら問題ないでしょう。
是非トライしてみてください!

やはりこれが一番!スーパーグリップ
- 2013-02-15 Fri 09:00:31
- 外装パーツ
昨年シーズン途中でマシンの入れ替えをしてからドタバタとレースが続いたりして正直あまり弄っていませんでした。
シーズンオフになってからは乗る方が忙しくてやっぱりほとんど弄っていないんですが、走っているとどうも身体が遅れてしまう場面が多くて困っていました。私はシートにどっかり座って走るんですが、曲がりながら登る場面で身体がずり落ちてフロントの過重が無くなってしまい方向性が無くなるんです。以前のマシンでは無かったこの現象は明らかにシートが滑ってしまうからです。

そこで前回と同じくプログリップのスーパーグリップシートカバーに張り替えました。
このシートの良い所はその比類無いグリップの良さです。ちゃんとパンツのクロージャーを締めておかないとホントにパンツが脱げちゃうくらいにグリップします。(笑)
それだけではありません。
通常シート表皮は少し厚手でしっかりしたモノが多いためか、張るのに苦労するモノも少なくありません。伸びないためにしわが寄りやすかったりするんです。
でもプログリップのシートカバーは伸縮性が高くて張替がとても楽です。
しかも耐久性も高いので文句のつけようがありません。実際前回張ったのが2011年2月で1年半私が酷使して、次のオーナーに渡ってもまだしっかりしています。もちろんしっかりとグリップしています。それほど厚手では無いのにこの耐久性の高さは嬉しい誤算でした。
難点と言えば…、シート表面のデコボコが深いので洗車時にスポンジで擦った程度では綺麗にならない事でしょうか。そんな時はTK1SuperWashを使えば良いんですが。
プログリップのシートカバー ユニバーサル についてはこちらをご覧下さい。>>>
シーズンオフになってからは乗る方が忙しくてやっぱりほとんど弄っていないんですが、走っているとどうも身体が遅れてしまう場面が多くて困っていました。私はシートにどっかり座って走るんですが、曲がりながら登る場面で身体がずり落ちてフロントの過重が無くなってしまい方向性が無くなるんです。以前のマシンでは無かったこの現象は明らかにシートが滑ってしまうからです。

そこで前回と同じくプログリップのスーパーグリップシートカバーに張り替えました。
このシートの良い所はその比類無いグリップの良さです。ちゃんとパンツのクロージャーを締めておかないとホントにパンツが脱げちゃうくらいにグリップします。(笑)
それだけではありません。
通常シート表皮は少し厚手でしっかりしたモノが多いためか、張るのに苦労するモノも少なくありません。伸びないためにしわが寄りやすかったりするんです。
でもプログリップのシートカバーは伸縮性が高くて張替がとても楽です。
しかも耐久性も高いので文句のつけようがありません。実際前回張ったのが2011年2月で1年半私が酷使して、次のオーナーに渡ってもまだしっかりしています。もちろんしっかりとグリップしています。それほど厚手では無いのにこの耐久性の高さは嬉しい誤算でした。
難点と言えば…、シート表面のデコボコが深いので洗車時にスポンジで擦った程度では綺麗にならない事でしょうか。そんな時はTK1SuperWashを使えば良いんですが。
プログリップのシートカバー ユニバーサル についてはこちらをご覧下さい。>>>
プログリップ ユニバーサルシート テスト結果
- 2011-02-15 Tue 01:36:58
- 外装パーツ
![5011_tana[1]](https://blog-imgs-36-origin.fc2.com/m/c/g/mcgear/20110215005140d91.jpg)
プログリップ ユニバーサルシートカバー>>>
先日張り替えたシートカバーのテストを雨上がりの印西デコボコランドで行いました。
折角の三連休(私は日曜だけお休みでしたが)だったのに生憎の天気でしたが、シートのテストには最適なコンディションでした。
装着したのはKTM125SXです。

すでに走行後の画像ですが、予想通りのドロドロヌチャヌチャでマシンも泥だらけです。
■凄いグリップ
まず跨ってみてすぐにグリップが凄い事に気が付きます。
キックをしようと腰をずらそうとした時にパンツが引っ張られるんです。吸い付くようにグリップして着座のまま横に移動するのに抵抗があります。
次に走行してみるとシッティングでの加速時に明らかに腰がずれないのが分かります。
例えば深い轍で足を着いたまま登る時などに膝でマシンを挟まなくてもお尻のグリップだけで固定されるので身体が遅れる事がありません。このグリップ感はアチェルビスのコンプリートシート以上です。当店で扱いのあるSDGシートと比べてもグリップする感じです。
■柔らかいので足つきも向上
また、予想通り柔らかいのでアチェルビスに比べて足つきが良くなっています。ノーマルシートと比べても若干足つきが向上したように感じました。
コンディションが悪くて頻繁に足を出す場合には有り難い事です。
■アチェルビスとの比較
アチェルビスのシートは形状がかまぼこ状なのとグリップさせるパターンが左右の動きを阻害しないためにシッティング状態での左右の動きはそれほど抵抗無く行えたので路面コンディションの良い時にガンガン走るときにお奨めです。
対するプログリップのシートカバーは足つきの良さや強力なグリップからマッドレースや難所系のエンデューロにお奨めのアイテムです。
グリップ重視のエンデューロライダーならプログリップのシートカバーがお奨めですね。
■今後のテスト項目
気になるのはこのグリップがどれくらい保つかです。
KTMのノーマルシートは比較的グリップ感も良いのですが、1年ほど使うとやはり随分落ちてくるようです。
新車のシートを触ってみると1年使ったシート表皮は摩耗して滑りやすくなったのが分かります。
ゴム質も柔らかくパターンも大きいプログリップのシートカバーが使い込むとどうなるのかちょっと気になるところです。
これは長期テストをしてレポートしたいと思います。
ただ、私見ですが、もし摩耗してしまっても1年に1回だったら張り替えても良いと思いました。価格も他メーカーの物に比べて高いわけでもなく、逆に少し安いくらいですから。それに他社のリプレイス用カバーに比べると明らかに張りやすくなっていますので初心者の方でもさほど苦労せずに作業出来るでしょう。
■装着作業の補足
ところで前回の作業時に紹介し忘れましたが、タッカー自体はおもちゃみたいのでも工夫すれば使えますが、針はちゃんとした物を使うことをお奨めします。文房具のようなタッカーに付属している針はホッチキスの針みたいに腰が無いので叩き入れようとすると曲がりますし、そもそもシートベースの堅さに負けてタッカーで打ち込む段階で曲がったりします。
取り付けの工程はこちらをご覧ください。>>>
X-SEAT テストリポート 其の1
- 2010-08-04 Wed 15:15:21
- 外装パーツ
アチェルビスのX-SEATのテストをする事にしましたのでご紹介致します。
コンプリートシートとしてはSDG社とこのアチェルビスの物しかありません。SDGは秀逸なノンスリップ表皮と適度な堅さのフォームを組み合わせているのに対してアチェルビスはシートベースというパーツが単体では存在せずに一体型とした事が最大の特徴です。

定価:¥26,250(税込み)
エムシーギア価格:\25,000

シート表皮をソフトプラスチックにすることでデザイン的にも自由度が広がりました。
サイドのくびれがセクシーでしょう?
シート自体の剛性が高いのでここで逃げを作っているようです。

シートの形状もかまぼこ型で体重移動がしやすい形状です。

ノーマルシートとの対比です。
ノーマルの方がフラット形状に見えますが、沈み込みが少ないので体重移動はX-SEATの方がやりやすそうです。
走行フィールは後日また。
座り心地に関しては装備をまとっていない状態ですので若干異なるとは思いますが、全体に堅い印象で沈み込みも少ない感じです。形状が細身なので足つきには有利なはずですが、フォームの沈み込みが無い分足つきも悪いので相殺してノーマルと変わらない気がします。
新品と言うこともあるので多少使い込んでもへたらないかをリポートしたいと思います。

スリムになっているのが分かりますでしょうか。

座面の幅も狭くなっています。
肝心のノンスリップ効果はSDGなどに比べると素材の特性でグリップさせるよりも刻まれたパターンでグリップをさせる感じです。軟質プラスチックというだけあって表皮自体のグリップはさほど高そうではありません。
事実ノンスリップパターンが刻まれていない部分はすべすべしています。
■ファーストインプレッション
デザイン的な事は個人の好みもあるのですが、私としてはモッサリしていたKTMのシートがスリムでシャープになったような気がします。
またがった感じは以前乗っていた00年式のハスクバーナのように座面が狭くて堅い感じがしました。板に乗っているというほどではありませんが、座って長距離ツーリングをするにはちょっと堅すぎるかな、と思います。
座面の形状もかまぼこ状なので左右の体重移動がやりやすそうです。
モトクロス用として開発されているのでやはりロングディスタンスには不向きな面もありますが、スタンディングを多用するので有ればエンデューロでも良いと思います。
ただエンデューロの場合はガレ場での足つき性や難所でのシートのグリップ性も重視されますので適合するかは
今後色々なシチュエーションで試してまたご紹介いたします。
☆関連エントリー
結構良いですよ!X-SEAT
コンプリートシートとしてはSDG社とこのアチェルビスの物しかありません。SDGは秀逸なノンスリップ表皮と適度な堅さのフォームを組み合わせているのに対してアチェルビスはシートベースというパーツが単体では存在せずに一体型とした事が最大の特徴です。

定価:¥26,250(税込み)
エムシーギア価格:\25,000

シート表皮をソフトプラスチックにすることでデザイン的にも自由度が広がりました。
サイドのくびれがセクシーでしょう?
シート自体の剛性が高いのでここで逃げを作っているようです。

シートの形状もかまぼこ型で体重移動がしやすい形状です。

ノーマルシートとの対比です。
ノーマルの方がフラット形状に見えますが、沈み込みが少ないので体重移動はX-SEATの方がやりやすそうです。
走行フィールは後日また。
座り心地に関しては装備をまとっていない状態ですので若干異なるとは思いますが、全体に堅い印象で沈み込みも少ない感じです。形状が細身なので足つきには有利なはずですが、フォームの沈み込みが無い分足つきも悪いので相殺してノーマルと変わらない気がします。
新品と言うこともあるので多少使い込んでもへたらないかをリポートしたいと思います。

スリムになっているのが分かりますでしょうか。

座面の幅も狭くなっています。
肝心のノンスリップ効果はSDGなどに比べると素材の特性でグリップさせるよりも刻まれたパターンでグリップをさせる感じです。軟質プラスチックというだけあって表皮自体のグリップはさほど高そうではありません。
事実ノンスリップパターンが刻まれていない部分はすべすべしています。
■ファーストインプレッション
デザイン的な事は個人の好みもあるのですが、私としてはモッサリしていたKTMのシートがスリムでシャープになったような気がします。
またがった感じは以前乗っていた00年式のハスクバーナのように座面が狭くて堅い感じがしました。板に乗っているというほどではありませんが、座って長距離ツーリングをするにはちょっと堅すぎるかな、と思います。
座面の形状もかまぼこ状なので左右の体重移動がやりやすそうです。
モトクロス用として開発されているのでやはりロングディスタンスには不向きな面もありますが、スタンディングを多用するので有ればエンデューロでも良いと思います。
ただエンデューロの場合はガレ場での足つき性や難所でのシートのグリップ性も重視されますので適合するかは
今後色々なシチュエーションで試してまたご紹介いたします。
☆関連エントリー
結構良いですよ!X-SEAT
今後のSDGシート
- 2010-07-02 Fri 14:15:24
- 外装パーツ
![2008-SDG-250F[1]](https://blog-imgs-31-origin.fc2.com/m/c/g/mcgear/20100702132951fce.jpg)
軽量・ハイグリップ・防水仕様のコンプリートシートで大好評のSDG(Speed Defies Gravity)シートですが、昨年から供給が不安定になっています。
輸入元さんでも随分在庫を持ってもらっていますが、メーカーからの供給が不安定なために納期が延び延びになることも何度かありました。(多少余裕持って納期をお伝えしているのにそれより遅れたりとか・・・。)
それに加えて最新型のマシンに合うコンプリートシートの供給を中止しているそうです。
一部の方からご指摘をいただいたように当店の対応表が古いのではなくてメーカー側で出てないだけなんです。
ということで最新型のマシンに合うコンプリートシートは今後acerbisのX-SEATだけになるんですが、これもまた取り寄せにちょっとお時間をいただいている状況です。すみません。
・交換が簡単
コンプリートシートの長所は簡単に交換が出来ることです。(きっぱり)
冗談じゃなく、張り替えって結構面倒ですし綺麗に出来ない場合もあります。最初は良くても少しすると弛んでしわが寄ったりして・・・。
慣れればそうでも無いんですが、次にいつ使うか分からないタッカーを買ったり大量のタマが工具箱を占拠していたりと副次的な物も馬鹿に出来ません。
かといって張り直しを御願いすると送料とか工賃を加えるとコンプリートシートが買えてしまったりして。。。
・滑らず疲れず
それと最近のシートは随分良くなりましたが、最初は滑り止めが効いていて快調だったのに最近は滑るような気がするという方にはシートのリプレイスをお勧めしています。
エンデューロなどではこのシートのグリップがレース後半に効いてきます。兎に角疲れ方に差が出るんです。
私のように難所でじたばたと足を出すライダーにはテキメンで、ヒップグリップしてくれると腕に余分な力が入らないので腕上がりも緩やかになります。
04モデルのKTMに乗っている友人にSDGを入れたところ、あまりの変わり様にビックリしていました。それまで滑ってしまってヒルクライムで座ってしまった際にハンドルにぶら下がるようになっていたのが解消してしまったそうです。必然的にヒルクライムの際の「行き先はバイクに聞いて~!」という症状が改善されたとか。
・メンテが楽
防水性が高いので洗車の時にばっちり洗えます。縫い目もしっかりシールされているのでフォームが濡れて耐久性が落ちると言うこともありません。
・軽い
とは言いますが、何キロも変わるわけではないので軽量化にこだわる人がアイテムの一つとして選んでいただくと良いかなという程度です。(汗)
ということでSDGはちょっと以前のモトクロッサーやエンデューロマシンをしゃきっとさせるためのアイテムとしてお勧めします。
最新マシンにはX-SEATを今後はお勧めしたいと思います。
8月に開催されるレースにはこれを持参しようと思っていますのでご興味のある方はお立ち寄り下さい。
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![VAAM_CGC[1]](http://blog-imgs-45-origin.fc2.com/m/c/g/mcgear/20101111142505202.jpg)
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